ほんわかのタネまき

理念:「子どもたちが大人になりたくなる社会を作ろう」

NPO法人 ほんわかのタネまきは、
「子どもたちが大人になりたくなる社会を作ろう」
と活動しています。

日本の子どもたちは社会に対してどう思っている?

 日本を含めた7カ国の満13~29歳の若者を対象とした意識調査(我が国と諸外国の若者の意識に関する調査(平成25年度))という内閣府のデータによれば、「あなたは、自分の将来について明るい希望を持っていますか?」の問いに対し、「希望がある」「どちらかといえば希望がある」と回答した割合は諸外国が80%を超えているのに対して日本の子どもたちは61.6%と「諸外国と比べて,自分の将来に明るい希望を持っていない」という結果になったそうです。

参考: https://www8.cao.go.jp/youth/whitepaper/h26gaiyou/tokushu.html

子どもは元気ですか?そして、大人は元気ですか?

 令和4年版 子供・若者白書(全体版)という内閣府のデータによれば、小学生・中学生の不登校児童生徒数は、平成25年度から令和2年度にかけて、8年続けて前年を上回っている。不登校の要因を見ると、小学生・中学生では、「無気力・不安」の傾向があること、「いじめを除く友人関係をめぐる問題」を抱えていること、「家庭に係る状況」等が多く見られる。

参考: https://www8.cao.go.jp/youth/whitepaper/r04honpen/s3_2.html

 我が国と諸外国の若者の意識に関する調査 (平成30年度)という内閣府のデータによれば、父親は自身にとってどのような存在か日本の若者に聞いたところ、『あてはまる』(「あてはまる」と「どちらかといえばあてはまる」の合計)と答えた割合は「やさしい」(67.5%)が最も高い。次いで「尊敬できる」(60.1%)、「生き方の手本となる」(53.0%)となっている。

なお、諸外国との比較のうち、アメリカとのデータを比較すると「生き方の手本となる」と答えた割合は以下の通り。

父親

 日本
 あてはまる:53.0%
 あてはまらない:47.0%

 アメリカ
 あてはまる:76.8%
 あてはまらない:23.2%

母親

 日本
 あてはまる:60.7%
 あてはまらない:39.3%

 アメリカ
 あてはまる:85.3%
 あてはまらない:14.7%

参考: https://www8.cao.go.jp/youth/kenkyu/ishiki/h30/pdf/s2-6.pdf

大人の責任

子どもたちが
将来に希望を持っていないとしたら、
それは大人の責任だと思うのです。

子供たちの笑顔って素敵ですよね?
かわいいですよね?
子を持つ親として、

子供たちが遊んでいる姿を
見ていると癒やされます。
このままずっと
続いてほしいと祈ってしまいます。

でも、もしかしたら子どもたちは
「大人になりたくない」
と思っているかもしれません。

そんな子どもたちのため、
「子どもたちが大人になりたくなる社会を作ろう」と
活動している団体が「NPO法人ほんわかのタネまき」です。

そして、子どもたちが
「大人になりたい」と
感じたとき

大人である私たちも、
成長し、輝いている
と思うのです。

子どもたちの居場所作り

子どもたちが大人になりたくなる社会とはどんな社会でしょうか?

今の社会はとても便利ですが、家族同士の会話に距離を感じることが多くなりました。そんな状況で子どもたちは思春期になり、色々な課題と向き合うことになります。 友達だけでなく、お父さんやお母さんに悩みを打ち明ける。親子で一緒になって課題を解決できないか語り合う。そんな環境があればよいのですが、実際のところ親御さんは大人の課題があり、寄り添うことが出来なくなり、子どもたちは一人で悩みに向き合うこととなります。 彼らのいる場所は「居場所(居て良いところ)」ではなく「逃げ場所(とりあえず逃げ込んで安心できないところ)」となっているのではないでしょうか?では、どのようにすれば子どもたちの居場所が作れるのでしょうか?

私たちは身近なところから考えてみました。

「お父さんが元気に仕事をして、失敗したところも見せて、そこから立ち上がる姿も見せる。何度もチャレンジしながら前に進む姿を見せてくれる。」
「お母さんがお父さんを支えている。喧嘩するときも本気で言い合う。言いたいことを伝えあったあと、仲直りして一緒にお茶を飲みながら語り合ってる」
そう、お父さんお母さんの会話がいっぱいあふれている家庭(社会)に、子どもたちの居場所があり、大人になるための課題に向き合う時、相談しやすい環境となり、おとなになりたくなると思っています。

「夫婦の会話が多い家族でいることが大切」
そういうことは、ほとんどのご夫婦がご存知です。でも、それが出来なくて苦しんでいる方も多いのも事実です。私たち「ほんわかのタネまき」に出来ることがあるとすれば、夫婦の会話が自然にできるようにするお手伝いなのかもしれない。そう考えています。

具体的な活動・イベント

宝島フェス

毎年1回開催される親子イベントです。
金沢市教育委員会様の後援をいただいています。

親子で思い切り遊び、その姿を写真に撮り、会場内で印刷してフォトフレームに入れ飾り付け、持ち帰っていただいています。

今回もコロナ禍での開催となりますが、参加時間帯を3つに分け、「密」を避けるよう工夫しております。

子育て支援イベント

お父さんお母さんが子育てするうえで悩みが出てくると思いますが、その悩みを他のお父さんお母さんと一緒に話し合いながら解決していくイベントとなります。

行政入力情報

所轄庁石川県
主たる事務所の所在地石川県金沢市北袋町ヲ48番地1
代表者氏名坂本 茂樹
設立認証年月日2022年07月05日
定款に記載された目的この法人は、
親子イベント(ワークショップや講演会、体験会等)を通して、
自分の価値と存在意義、および周りへの感謝の気持ちを学ぶことにより、大人が生き生きと生きるようになり、
「子供たちが早く大人になりたくなる社会作り」を目的とする。
活動分野社会教育/子どもの健全育成